ユーカリオイルとは

ユーカリオイルという名称

 ユーカリオイル・ユーカリ精油というのは日本語の略称です。正しくはEucalyptus Essential Oilと言います。英語の略称はEucalyptus oil.精油とは揮発性の油。これに対して椿油、オリーブオイル、サラダ油など不揮発性のものがあります。アロマテラピーでホホバオイルなど、精油と混合する目的をもって使用される不揮発性の油を、キャリアオイルと言います。

 私共が提供するEuky Bear Brandのユーカリオイルは、無色透明で全く粘稠性がなく、將にエッセンシャルオイル(精油)の代表的な性状であることは、アロマテラピーを学ばれた方ならばすぐおわかりのことと思います。その香もまた清涼で透明で純粋です。

まずユーカリオイルの効用をまとめてみます。

  1. ヒョウヒダニ忌避作用
  2. アロマテラピー効果
  3. 気道分泌促進作用=鎮咳去痰
  4. 殺菌作用
  5. 抗カビ、抗ウイルス作用
  6. ヒスタミン遊離抑制作用=抗アレルギー作用
  7.     免疫力回復作用

  8. 洗浄・消臭作用
  9. 消炎、鎮痛、止痒効果
  10. 防虫効果

このうち1)を除いては、他の使用説明書や巻末に載せた論文、その他の著書にも書かれている効果です。

ユーカリの木と精油

 Eucalyptus(ユーカリの木)は640種類もあります。オーストラリアが原生地で、移植されて南米や中国でも栽培されています。葉は卵形から笹状の細長いものまでさまざまです。夏の頃花が咲き結実します。高さもさまざまで、大きい樹では90m近くにもなります。この葉から精油を採るのですが、精油を抽出できるのは20種くらいと言われています。Koala(コアラ)の食べているのは比較的油分の少ない葉で、この葉から精油は採れません。ユーカリオイルは葉の種類によって主要成分が異なります。そしてその香りも効用も異なります。ユーカリの花から採れた南米の蜂蜜製品は、高い薬効で有名です。

ユーカリの葉と精油

 オーストラリアで採れるユーカリオイルには、Eucalyptus polybractea 俗称ブルーマリー(Blue-leaved mallee)種の葉から採れるものの他、Eucalyptus citriodora (俗称Lemon-scentea Gum)から採れるものがあり、後者は同じユーカリオイルでも全く成分が異なります。従ってこの本に述べるような効果は少ないと考えてよいと思います。使用目的が違います。

 またユーカリオイルには価格の安い中国産のものがあり、同じユーカリオイルと言う名がついていても、他種のユーカリの葉から採ったユーカリオイルや、それを混ぜたものなど全く別の製品もあることにご注意下さい。

ユーカリオイルの種類とその成分

1)日本薬局方から

主成分は1,cineole(eucalyptol)約70%以上。他にp-cymene, terpineol, cuminal, pineneなど。

2)人造ユーカリ油

  主として中国産。樟脳油から蒸留製造したものもあります。やはりcineoleを含有します。価格が安いので日本の市場にでまわっていますが、真正ユーカリ油とは全く別の商品です。

3)Eucalyptus citriodoraの成分

,cineole 0.00

citronellal 80.10

isopulegol 3.40

iso-isopulegol 8.51

citronellol 4.18%など

4)Euky Bear Brandの成分

   主成分は 1,cineole 約92%。1,cineole(有効成分)は他に比して高い含有率を示しています。

ユーカリオイルの性質

  1. ユーカリオイルは精油即ち揮発性の油です。油の性質はすべて持っています。水には溶けません。アルコールや石鹸に溶けます。他の油とよく混和します。
  2. 強い拡散、浸透性があります。
  3. 易燃性です。

ユーカリオイルの効用

Euky Bear Brandユーキイベアブランドのユーカリオイル

 私共の取り扱っているユーカリオイルは、オーストラリア・ビクトリア州の..B社によって生産され製造された商品です。このオイルはオーストラリアでもビクトリア州とその近接地域の限られた地区でしか採れません。

 原料の葉はブルーマリーのみです。しかも1,cineole(シネオール)を92%含有しています。成分分析表を詳しく見て頂くとその純良性がおわかり頂けると思います。因に日本薬局方(1993)によれば主要成分である1,cineole(シネオール)を70.0%含有すればEucalyptus Oilと称してもよいことになっています。これは英国薬局方でも同じ規格のようです。この精油には他に一切の他種のユーカリオイル、化学合成品、稀釈液など混ざっていません。

 Euky Bear Brandユーカリオイルは、世界で最も正統的であり純粋であると言えます。ユーカリの木はもともとオーストラリアでもタスマニア地方を発祥の地とすると言われています。そしてタスマニアに最も近いオーストラリア南岸地域で、しかもごく限られた地区にしか育成しないブルーマリー種から採取したものが、このEuky Bear Brandユーカリオイルだからです。

..

 Felton Grimwade Bickford Pty. Ltd.F.G.B社)の農園と採油場はメルボルン市から約200km離れたところにあります。オーストラリア国内シェア70%との由、F.G.B.社以外にもオーストラリア製のブランドがありますし、日本にも入っていますが、F.G.B.社から買った原料を使っているところも多いようです。生産管理研究販売がすべて一手の会社は、F.G.B.社がオーストラリア国内随一として誇りを持っています。それで私共、はっとりメディカルサービス社は、日本国内でのユーカリオイル販売について同社と代理店契約を結ぶことにしました。

..社の採油法

 広大なユーカリオイルの森の中の採油場では、ユーカリの葉を蒸留して精油を作っています。ボイラーで葉に熱い蒸気を加えると、水と精油と搾滓の葉とに分かれます。搾滓の葉は天日干しで乾燥させてボイラーの次の熱源として燃やします。葉の中の油は何ら溶媒などを加えることなく、そっくりそのまま精油として生れるのです。採油の行程でも環境を汚染することは殆どないと言えるでしょう。

 これが、自然から生れ自然に帰る天使の雫と称する所似です。

商標

 F.G.B.社のユーカリオイルの名称は、オーストラリアでは、Bosist(ボヂスト)が商標です。国外、日本ではEuky Bear Brand(ユーキイベアブランド)の商標名になります。内容は全く同じです。EukyEucalyptus(ユーカリ)の略で、ユーカリを食べる熊と言う意味。コアラのことです。因みにコアラはキノボリフクログマとも言います。

容器のこと

 ユーカリ精油100ml瓶入りの容器はガラス製で、プラスチックのキャップがついています。このキャップは一寸開けにくい工夫がされています。主な目的は小さい子供が開けられぬように、危険防止のためです。

 スプレー缶入りの方は、金属やノズル部分は特殊な材質で、ユーカリオイルで腐触しないようになっています。

小分けのときの注意

 プラスチックの材質によってはユーカリオイルで溶けてしまうものがあります。短期日なら大丈夫でも、長期になるとかなりの材質が腐触します。旅行などでお持ちになるとき、ガラス以外の容器は必ず試してから、またガラス瓶でもキャップのプラスチック、金属キャップの内側のゴムには注意して下さい。見た目には変化しなくても、容器の材料の成分が少しづつ溶け出していることも考えられます。有害成分もあり得るので、ご注意下さい。

 

  −医学博士 服部芳樹著 ユーカリの小さな本より−

*** サイト トップへ ***